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「いつかやりたい」と言う人と、実際にやる人の違い

fundo編集部 ·

2,000人の相談を受けて、はっきりわかったことがある。「いつか起業したい」と言う人と、実際に起業する人は、別の生き物だ。

性格ではない。能力でもない。お金でも家族環境でもない。決定的な差は、もっとシンプルなところにある。

「いつか」と言う人の特徴

「いつか起業したい」と何年も言い続けている人には、ある共通点がある。話を聞くと、必ず「条件」が出てくる。

  • 「もう少し貯金してから」
  • 「子供が大きくなってから」
  • 「会社の引き継ぎが終わってから」
  • 「景気が良くなってから」
  • 「家族の理解が得られてから」
  • 「業界の知識をもう少しつけてから」

共通するのは、外部条件を理由にしていること。でも、その条件が満たされても、新しい条件が現れる。子供が大きくなったら、今度は親の介護を理由にする。景気が良くなったら、今度は競合の多さを理由にする。永遠にスタートしない。

本人もきっと、心の底ではわかっている。条件は本当の理由じゃない。本当の理由は、決断することそのものが怖いのだ。

実際にやる人の特徴

逆に、実際に起業する人は「動きながら考える」タイプが多い。完璧な準備を待たない。50%の準備で60%の確信があれば、もう走り出している

これは性格の違いに見えるが、私は別の見方をしている。これは「決断する筋力」の問題だ。

普段から小さな決断を日常的にしている人は、大きな決断もできる。ランチを3秒で決める人は、起業も3週間で決める。逆に、毎日「今日の昼ごはん何食べよう」で15分悩む人は、起業の決断にも15年かかる。

決断の難しさは、決断する対象のサイズには関係ない。決断する筋肉が鍛えられているかどうかだけなのだ。

筋力をつける練習

もし自分が「いつか」族だと自覚があるなら、まずは小さな決断を増やすこと。具体的には3秒以内に決める練習を1ヶ月やる。ランチも、服も、道順も、買い物も、全部3秒。

最初は「もう少し考えたい」という不安が湧くだろう。それでいい。不安を抱えたまま決めることに慣れる。これが決断筋力の本質だ。

1ヶ月続けると、明らかに違ってくる。「あの仕事を引き受けるか」「あの人と組むか」── そういう中型の決断も、サクッとできるようになる。さらに半年やると、起業のような大型の決断もできるようになっている。

「いつか起業したい」と思いながら何年も足踏みしている人へ。あなたに必要なのは、もっと貯金でも知識でもない。日常の小さな決断を、もっと速くする練習だ。それが、起業への一番の近道だ。

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